あなたの声を変えるボイストレーニング――ベルカント唱法と心理学に基づく本格的発声法 | ||
共鳴発声法で《良い声》をつくる恋愛もビジネスも、人間関係は「声」で決まる。イタリアの伝統的なベルカント唱法に心理言語学が融合したとき、新しい発声法によるボイストレーニングが誕生した。それが「共鳴発声法」。聞く人の深層心理にしみ込む声は、行動の原動力となる「好感度」を格段にアップさせる。ビジネスだけでなく、個人のプライベートライフ(男女関係など)にも役立つボイストレーニングで、あなたの生活を変えてほしい。ボイストレーニングで手に入れた声は、未来永劫一生にわたってあなたの味方となり、武器となるであろう。言語戦略研究所 |
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声のコラム |
「いい男」の見つけ方●顔で選ぶと失敗する理由「どうしたら、いい男が見つかるんでしょうか」 女性の読者がよくこんな悩みをこぼします。 「いい男の選び方」なんて、そんな壮大なテーマを短いコラムで語るなんて到底不可能ですが、「声」の立場から少しだけお話ししましょう。 医学的に見てもそうですが、心理学的に見ても、男と女はまったく別の生き物です。 特に男性は、「サバイバル能力」が重視されます。 生き残る能力です。 もちろん、今時「無人島で何日間生きられるか」みたいな能力を競っても、現代社会ではほとんど意味がありません。 今なら「経済力」はかなり重視すべき指標になるでしょう。 それも、保有資産の大きさではなく、「すべてを失っても、ゼロから再起できる能力」が重要です。 ほかにも、病気にならない「生命力」や、自然の中でも生きられる「生活力」など、「いい男」を選ぶ際のポイントはいくつかあります。 若いうちは顔で選びたくなりますが――それも遺伝子の命令ではありますが――ぜひとも失敗しないでいただきたいものです。 ●声に力があるか結論から言えば、どんな基準で男性を選ぼうと、女性自身の勝手です。 進化論的には、多種多様な選び方こそ、遺伝子の多様性につながり、人類全体に貢献するのですから。 遺伝子が多様なら、人類が生き残れる可能性も高まります。 現代社会では「お前はダメ男だな」とバカにされているような人物が、世が世なら集団を率いるリーダーとして大活躍しているかもしれません。 ですから、いつの世にも通用するような「いい男」なんて、探しようがないのです。 ――と、こんな結論では、納得してもらえないでしょうね。 ひとつだけ、男選びに失敗しないための指標をお教えしましょう。 「声に力があるか」 これです。 大声とは違います。怖い声とも違います。 もちろん怒鳴り声とも違います。 「通る声」に最も近い。 声の話は奥が深いので、機会があるごとにお話ししていきますが、とにかく「声に力がない男はダメ」と覚えておくと、きわめて有効な基準になります。 語尾を飲み込むような話し方、ごにょごにょと口の中にとどまってしまうような話し方、メリハリがなくてじょろじょろと際限なく垂れ流すような話し方、破棄が感じられない暗い声――こういうのはいけません。 声に力がある人は、本当の意味での「サバイバル能力」があります。 言い換えるなら、「トータルで能力が高い」ということ。 あなたの上司、声に力がありますか? |
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