通る声で会話ができる話し方ボイストレーニング――ベルカント唱法と心理学に基づく話し方発声法の定番
通る声の出し方
  1. 最も多い「声が通らない」という相談
  2. 発声レッスンは楽器のレッスンと同じ
  3. 声が通らない理由
  4. 腹圧の高め方を覚える
  5. 共鳴トレーニング――口蓋で話そう







通る声の出し方


通る声、届く声の入門書


「通る声の出し方を知りたい」「大きな声が出せない」と悩んでレッスンの受講をお考えの方は、まずはこの本を先に読んで、独習してみてください。

通る声、届く声を出す方法
『内向型人間が声と話し方でソンしない本』(青春出版社)

発声を独習するのは非常に困難(ほぼ不可能)であると昔から言われています。本を読んでピアニストになったりテニスプレイヤーになったりするのがほぼ不可能なのと同じですね。

しかし、「相手にちゃんと届く声」をテーマとしているこの本であれば、レッスンに通わなくても、通る声、届く声が身につく内容になっています。

まずはこの本を読んで、声や発声に関する思い込みを払拭してから本格的に発声トレーニングをすると、効果がぜんぜん違うはずです。



1. 最も多い「声が通らない」という相談


当研究所に寄せられる「声の悩み」のうち、最も件数が多いのが「声が通らない」というご相談です。

言い方には多少のバリエーションがあって、「大きな声が出ない」「声が弱い」「か細い」「よく聞き返される」などご相談の表現はさまざまですが、詳しい状況を説明していただいたり、実際に声を聞いたりすると、いずれも「声が通らない」に集約できます。
  • 声が鋭い(きつい)
  • 高い声が出ない
  • 声がかすれやすい(嗄声)
  • 老け声(揺れて裏返る)
  • 声が幼い
といった相談の中で、「通る声が出せない」という相談の件数は群を抜いています。

「声を大きく出す方法が知りたい」「声が届かない」といった表現で相談されるケース含めれば、「通る声」の悩みは話し方の悩みの筆頭に挙がるでしょう。

そこで、このページでは「通る声」について簡単なトレーニングができるように解説をしておきます。

もしかしたら、話し方ボイストレーニングを受けなくても、ある程度のレベルまで「通る声」が身につくかもしれません。根気よく挑戦してみてください。

ただし、正確な発声法を身につけるには、発声レッスンを受けるのが原則です。

本を読んで自己流でプロのピアニストやテニスプレイヤーになった人がいないように、体で覚える発声も、発声診断を受けながら実地で身につけていく必要があるのだと知っておいてください。



2. 発声レッスンは楽器のレッスンと同じ


「通る声」のボイストレーニングに入る前に、前提として知っておいてほしいことがあります。

本来、発声トレーニングは音楽のレッスンのように何年もかけて長期的に取り組み、声を育て、技術を高めていくものです。

そうすることで、声が武器になっていきます。

発声はまさに演奏。自分の体を楽器にした演奏です。

しかも、もともと演奏のために作られたバイオリンやクラリネットなどと違って、本来は別の用途(食事や呼吸)のための道具を駆使して演奏するのですから、簡単な技ではありません。

この事実をご存じない方が多いようですが、発声に用いる器官はすべて、唇も歯も舌も喉も肺も横隔膜も、もともと別の用途のために備わっている器官です。

言ってみれば発声とは、バケツやモップを使って演奏するパフォーマーのような、それでいてクラシック音楽の楽器に負けない音色と存在感を持つ、超絶技なのです。

本来は――

ですから、このページでお伝えできるのはあくまでも本格的なボイストレーニングの簡易版となることを、あらかじめご了承ください。



3. 声が通らない理由


声が通らない原因は、主に次の2つです。
  1. 共鳴が少ない
  2. 声の圧力が弱い

声の質やコミュニケーション性能を考えると、「共鳴の最適化」――つまりaへの対処――によって通る声を育てるのが望ましい。

しかし、中には致命的に「声の圧力」が弱く、声を加工しようにも材料が足りないケースがあります。

粘土でオブジェを作るとして、粘土が「少し足りない」くらいなら工夫で対処できますが、「ぜんぜんない」のではどうにもなりません。

声には質と量があって、質を高めるためには、ある程度の量が必要です。

そこで、まずは声の圧力を高める感覚をつかんでみましょう。



4. 声の圧力を高めよう


ここでは「壁押し法」という方法を使います。

次の手順でおこなってください。

通る声を出す壁押し法
  1. 壁に向かって立ち、両手を壁に当てる。高さはお腹ぐらい。
  2. お腹まで深く息を吸い、ぐいっぐいっと壁を押しながら、タイミングを合わせて「あっ、あっ」と声を出す。
  3. 声に力がみなぎる感じを覚えたら、今度は壁を押さずに同じ声が出せるかどうか確かめる

息をしっかり吸って壁を押すと、腹圧が高まって声に力が加わります。

「声を大きく出す方法」のポイントは、まずこのお腹の使い方です。瞬間的にではありますが、お腹の使い方で声が大きくなる感覚がわかりますか?

実際に話すときは「あっ、あっ」と断続的に強い圧力をかけることはしませんが(良い話し方とは言えない)、「とにかく声が細くて弱々しい」ケースでは、圧力の高め方を体で覚えるスタート段階で役に立つトレーニングです。

声の圧力を高める感覚がつかめたら、圧力のピークを3〜5秒ほど伸ばしてみましょう。

「あっ! あっ!」とやっていたのを、「あ〜〜〜」にするのです。

長く伸ばすと途端に声帯への負担が大きくなりがちなので、気をつけながら練習してください。

圧力のピークを維持しながら「おはようございます」など何か台詞を言ってみるのも、良い練習になるでしょう。



5. 共鳴トレーニング――口蓋で話そう


続いて「共鳴」です。いよいよ共鳴発声法の入り口となります。

共鳴発声法をひとことで表すと、「歌うように話す」発声法です。「ベルカントで話す」と言ってもいい。

「歌うように話す」といっても、メロディーをつけて芝居がかった話し方をするのとは違います。不自然になってはいけません。

歌うときには感じられた共鳴が、話し出した途端に消え落ちてしまう人が大勢います。発声法を習っていない人の場合、まず例外なくそうなります。

それどころか、音大の声楽科を卒業したような人であっても、歌声はたいへん美しいのに、話し声は残念ながら野太くなったり老け声になったりしてしまう。

「しゃべりは普通のオバサン」が、歌い出すと歌姫のような美声を聴かせてくれるとしたら、それはそれで驚異ですが、できることならふだんから「歌姫のように話す」ほうがいい。

「発声の基本は歌唱」とはいえ、歌声の発声が話し声に活かせないのでは、あまりにもったいない。

そのための技法が共鳴発声法です。



【口蓋の共鳴を感じよう】

ここでは共鳴発声法の入り口である「口蓋の共鳴」の初歩を説明しますので、繰り返し練習して身につけてください。

聞き手を前にして話している最中に、声を気にしてコントロールする余裕はないでしょうから、頭で考えなくても無意識にできるように体に染み込ませましょう。

  1. 「イ〜」と伸ばしながら、口蓋(口の中の天井)に声を当てる。横開きの「イ〜」にならないように。
  2. 上の前歯に声が当たる(あるいは通り抜ける)感覚をつかむ。
  3. その感覚を逃さないように、「イ〜エ〜ア〜オ〜ウ〜」のように慎重に母音を変えていく。口を開けすぎないのがコツ。
  4. すべての母音で響きを捉えられたら、台詞の練習をしてみましょう。

最初のうちは、台詞の練習になった途端に悲しいくらいに共鳴が落ちてしまうことでしょう。

それも練習のうちです。「共鳴がなくなる感じ」が自分で聞き取れるようになるのも、発声トレーニングには必要な能力です。



ここから先のトレーニングについても、いつかまた追記したいと思っています。お楽しみに。

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所長の齋藤匡章(言語戦略研究所、新潟県新潟市、東京都江東区)です。発声法やボイストレーニング、話し方、会話に関するご相談なら、何でもどうぞ。


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