ことば学講座──言葉と意識の力を余さず駆使すると、人間関係のトラブルが解消し、毎日の満足度が高まる
ことば学講座
  1. 次回の「ことば学講座」
  2. 瞑想は「脳の能力を引き出す技」
  3. うまくいく人は、言葉のツボ押しができる
  4. ことば学講座であなたが学べること
  5. 初受講のお申込みはこちらから
  6. 会場へのアクセス









社会人のための言葉と意識と動作のレッスン


次回のオンラインことば学講座


  • Zoomを利用したオンライン講座です。
  • お好きな場所(Wi-Fiなど通信ができる場所)で受講なさってください。
  • お申込時に届くメールに参加方法が記載されています。わかりにくいことがありましたら、メールでお尋ねください。


【オンラインことば学講座】
日時:2024年12月14日(土)17:00〜18:00頃
料金:5000円(税込)

※すでに受講歴のある方は、こちらの簡易版フォームからお申込みいただけます。
※初めての方はこのページの最下部にあるフォームからお手続きください。
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動作の最適化


ことば学講座の大事なテーマの一つに、「動作の最適化」があります。

たとえば、コミュニケーション時の意識に深く関わる「発声時のお腹の使い方」も、「最適な動作」のトレーニングといえます。

階段を昇るときの脚(太股の後ろ)の使い方も、そう。

以前にこんな話をしていた方がいます。

「レッスン中、先生の進行に合わせてウクレレを弾いているとすごく気持ちいいのに、家で一人で弾いていても、同じようにならないんです」

同じ楽器で、同じ曲を弾いているのに、と不思議そうでした。

違いがあるとすれば、原因の一つに「体の使い方」があると思われます。

会場で私と一緒に弾くときは、それなりに姿勢を調えてテンポを合わせて、「感じ」を合わせながら練習しますね。

ところが、全員ではないにせよ多くの人は、家で一人で弾くときは、きっと姿勢が崩れていたりテンポが曖昧だったり、意識の置き方(何を気にしているか)が違ったりしているはずです。

中でもわかりやすいのは、「体の使い方」。

体の使い方は、どうしても崩れやすい。

トレーニングとして意識をしているときは、顕在意識を働かせて整えるのですが、そうでないときに崩れてしまう。

従来の習慣で無意識に動いたり、他人の動作を見て影響されたりして、どうしても崩れていきやすいんですね。

いくつか例を挙げてみるので、振り返ってみてください。

階段を昇る時、太股の後ろやお尻を使っていますか?

床に置いてある物を持ち上げる時、あなたの重心を物に近寄せていますか?

パソコンを打ったりマウスを動かしたりする時、手先だけぴょこぴょこ動かすのではなく、腕の付け根から使うように意識していますか?

こうした動作の癖は、一日中あらゆる動作に関わってきますよ。

大丈夫そうですか?

朝起きる時、どんな動きで体を起こしていますか?

顔を洗う時、腰はどう使っていますか?

部屋や車のドア、オーブンやノートパソコンを開ける時、手先だけでエイッとやっていませんか?

こうした動作には、大きく2つの要因が関わっています。

最も大きいのは「習慣」、そこに第2の要因「ストレス」も影響します。

ことば学講座で、あなたの動作を見直して、最適化していきましょう。

一生付き合う自分の体ですから、長持ちする良い使い方を覚えましょうね。



遊びに来ていた甥っ子が「何が起きたの!?」


レッスンで取り上げた力比べ(腕相撲みたいなもの。目的は勝負ではないんですけれどね)を、遊びに来ていた甥っ子(小学6年生)とやってみたという受講者からメールが届きました。

最初は普通のやり方でやったら、あっさり負けてしまった。それはそうですよね。小学6年生の男の子といえば、女性が腕力で押さえ込めるものではありません。

以前にも、やはり小学6年生の息子と腕相撲をして、レッスンで習った方法を使ったら、今までは毎回負けていたのが、あっさり勝てて息子さんも不思議そうだったというご報告がありました。

今回の方も、“ドヤ顔している甥っ子に「もう一回」と頼んで”今度は最適化した力の出し方をしたら、「余裕で勝てました!」と書いてくれました。

甥御さん、「何が起きたの!?」と不思議そうな顔をしていたそうです。

ぜんぜんがんばっていなくても、そして外見的にはほとんど変わらない動きなのに、まるで違う力が出てくるんですよね。

この「最適化された動作」を身につけると、日常の動作(物を持ち上げたり運んだり動かしたり)が本当に楽になります。

あまりに楽になって、そうでなかった頃の感覚を忘れてしまうくらい。

動きと意識のトレーニングは必要ですが、一生にわたって利益をもたらしてくれるので、大きな収穫になると私自身実感しています。



瞑想は「脳の能力を引き出す技」


ことば学講座は、心理言語学(心理学と言語学の重なる領域を研究分野とする)が扱う事柄の中でも、特に実用的な技術を取り上げます。

たとえば、瞑想。

瞑想をしたことはありますか?

トランス(変性意識状態)という特殊な意識状態を簡単に作り出す瞑想の技法は、身につけたら一生ものの宝物となることでしょう。

瞑想とは、簡単にいえば「意識状態を適切にして、脳の能力を最大限に引き出す技」です。

国内外のトップクラスと呼べる経営者、国家的指導者、アスリート、宇宙飛行士、芸術家、技術者などが、瞑想を日々実践し、活用しています。

ひと昔前までは、瞑想をごく一部の特別な修行者だけの技法であるとか、あるいは宗教的な秘儀、果ては怪しいスピリチュアルの話だと考える人々もいました。

現在では、科学的な手法による瞑想研究も進み、「マインドフルネス」のような新しい名称で手軽なテクニックを普及させる試みも成功しています。

ことば学講座で受講者に習得していただく瞑想は、もう少し難易度の高い、奥の深い技法ですが、それだけに効果が高く、あなたの人生を変える力を持っているはずです。

東京(東京都江東区)と新潟(新潟市中央区上近江)のいずれかの会場に足を運べるなら、本格的な瞑想をマスターするチャンスです。



うまくいく人は言葉のツボ押しができる


うまくいく人の言葉には、力があります。

きっとあなたのまわりにもそんな人がいるでしょう。

同じようなことを口にしても、聞く耳を持たれる人と、あっさり聞き流されてしまう人。

同じ言葉を口にしたのに、喜ばれる人と、反発される人。

まるで「言葉によるツボ押し」で的確なツボをぴたりと押さえたみたいに、相手の表情がパッと明るくなったり、寡黙な人が自ら口を開いたり。

言葉にプラスの力がある人は、ほかの人と何が違うのでしょうか。

その違いを表した言葉が、「発話品質」です。

うまくいく人は、発話品質が高いから、言葉に力があるのです。



あなたのボトルネックを言葉の力で解消しよう


仕事が順調で収入が十分でも、人間関係でギクシャクしていたら、毎日がつらい。

友人とはうまくやれていても、仕事の人間関係がうまくいかないと、生活がおぼつかない。

でも現実には、こちらを立てればあちらが立たず、何一つ悩みのない人はいません。

人との会話ひとつ取っても、得手不得手があるものです。

  • 距離感のあるきちんとした話し方で仕事ができるのに、親密な(特に異性との)会話が苦手
  • 仲のいい友人とは会話が盛り上がるのに、仕事できちんと話そうとするとぎこちない
  • 何かで偶然一緒になった程度の相手との雑談が下手


特定の狭い人間関係だけが得意でも、うまくいきません。

「ボトルネック」といって、苦手としている部分が原因となって、全体の能力を抑え込んでしまいます。

ボトル(瓶)には、太い部分と、くびれた細い部分がありますね。細い部分がボトルネック(瓶の首)です。

細い部分のせいで全体の能力が決まるとは、どういうことか。

道路に喩えると、分かりやすいでしょう。片側三車線の広い道路なら、多数の車がひっきりなしに走れる余裕のキャパシティ(能力)があります。

ちょうど私がさっき走った新潟の大きなバイパスのように。

ところが──これまた先ほど経験したのですが──事故で一部だけ一車線ふさがってしまうと、あっという間に大渋滞。

何十kmもの全体にわたって三車線なのに、ほんの10mくらいの区間が二車線になるだけで、全体のキャパシティは二車線分に落ちてしまう。

「苦手を克服しようとするより、得意なことをさらに伸ばすほうがいい」「弱点は気にせず、強みを活かせばいい」という主張もありますが、本当にそうでしょうか。

確かに得意なことをして活躍したり評価されたりするのは、気分がいい。

でも、苦手な弱点が足をひっぱるから、つらいんですよね。

いくら職場で褒められて心地よくなっても、家に帰れば家族とギクシャクしているのでは、せっかくの気分も台無しになってしまう。

逆に家族や友人とは和やかな関係が築けていても、職場でミスやクレームが多くて萎縮していたら、生活の満足度は下がってしまう。

それはそうです。先ほどの大渋滞のケースを考えたら分かりやすいでしょう。

二車線になってしまった区間を放置したまま、「得意分野を伸ばせ」とばかりに、三車線の区間を四車線に広げたって、渋滞はまったく解消しないのです。

生活全体の満足度を下げてしまう要因(ボトルネック)は、人間関係のトラブルにあるケースが多い。

そして、人間関係のトラブルは、言葉の使い方で改善もすれば悪化もします。

あなたの発話品質を高めて、毎日を快適に過ごせるようになりましょう。

そのためのサポート役が、「ことば学講座」です。



ことば学講座であなたが学べること


ことば学講座で、何が学べるのでしょうか。

比較的最近の回からテーマを書き出してみると、

  • コミュニケーション能力を高めるPDCAサイクル(2016年2月)
  • 発話行為で毎日を好転させる方法(2016年3月)
  • あなたの言葉を感じよくする方法(2016年4月)
  • 成功体質を強化する10の言葉(2016年5月)
  • あなたの中の言葉を調律する(2016年9月)
  • 5段階欲求で伝わる話し方の秘訣(2017年1月)
  • 良い質問をする技術(2017年3月)
  • 質問のPDCAを回す方法(2017年4月)
  • 疲れを溜めない言葉の使い方(2017年5月)
  • 余裕がある人になる方法(2017年7月)
  • 頭の中を静かにする方法 〜 脳の正しい使い方(2017年8月)
  • 間の取り方(2017年9月)
  • 論理力 〜 質問力を高める(2018年2月)
  • ワーキングメモリの使い方(2018年7月)
  • 発想力を高める方法(発想力を高める方法)
  • なぜかうまくいかない時の言葉のチェック(2018年11月)
  • 言葉の護身術(2018年12月)
  • 日記(記録)のパワー活用法(2019年3月)
  • 任せる技術(2019年4、5月)
  • 瞑想の技法(2019年8、9月)
  • 動作の最適化(2020年5月)
  • 日常の動作を最適化しよう(2020年9月)
  • 肩甲骨の使い方(2020年11月)
  • 股関節の使い方(2020年12月)
  • 重力を利用する動作(2021年1月)
  • 腰を入れる方法(2021年3月)
  • 習慣化(2021年5月)
  • ストレス耐性を高める言葉と呼吸の心理学(2021年6月)
  • 呼吸のトレーニングをしよう(2021年7月)
  • 養生(2021年9月)
  • 丹田の作り方(2021年9月)
  • 変性意識状態とは(2022年3月)
  • 変性意識状態と動作(2022年4月)
  • 脱力と脳波(2022年6月)
  • 骨盤を知ろう(2022年10月)
  • 動作の最適化(2023年2月)
  • 自律神経 〜 快適な毎日を手に入れる(2023年4月)
  • 睡眠(眠りを極める)(2023年8月)
  • 重力と仲良くなる動き(2023年10月)
  • トランス 〜 意識の狭窄 (2023年12月)
  • モーメントと関節間力(2024年1月)
  • 脳の最適な使い方 〜 丁寧なシングルタスク(2024年3月)
  • 記憶との最適な付き合い方(2024年4月)



こんな内容です。

一言でいえば「あなたの意識と言語に関わる能力を向上させる方法」といえるでしょう。

意識と言語に関わる能力が高まると、何をしてもうまくいく「成功体質」になります。



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所長の齋藤匡章(言語戦略研究所、新潟県新潟市、東京都江東区)です。発声法やボイストレーニング、話し方、会話に関するご相談なら、何でもどうぞ。



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『コトバを変えなきゃ売れません。』(サンマーク出版)


『ケンタイ期を乗り越えて彼とずっと幸せになる方法』(すばる舎)


『恋が叶う人、叶わない人の習慣』(講談社+α文庫)

通る声、届く声を出す方法
『内向型人間が声と話し方でソンしない本』(青春出版社)



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