共鳴発声法で声美人になれる発声トレーニングスクール「ヴォーチェ」
発声のQ&A
  1. どのくらい習えば上達する?
  2. 練習は一日どれくらい?
  3. 何歳から始めてもいい?
  4. 共鳴発声法って何?
  5. 弱々しい声しか出ない私でも大丈夫?
  6. アガりやすい私にもできる?
  7. 声は遺伝で生まれつき決まっている?
  8. テレビで見た発声テクニックはうまくいかなかったが……
  9. レッスンに継続して通う必要があるのはなぜ
  10. 気が弱いのは何とかなる?




話し方発声に関するQ&A


1. どのくらい習えば上達(改善)しますか

こればかりは、本人の練習次第としか言えません。わかりやすく「○ヶ月で、こうなる」のように言ってさしあげたいのですが、楽器を習うのと同じことなので、発声練習を好きになって夢中で取り組む人ほど早く上達します。



2. 練習は一日どれくらいすればいいですか

特に決まりはありませんので、ご自身のペースで大丈夫です。「長時間必死にがんばってその後何日も練習しない」よりも「短時間でいいから、できるだけ毎日続ける」ほうが効果的です。まずは、歯磨きや入浴のように発声練習を毎日の習慣にしていきましょう。



3. 何歳から始めても間に合いますか?

もちろんです。自己流の発声では発声器官が年々老化して「老け声」になっていきますが、共鳴発声法のトレーニングをすれば何歳からでも声を改善することができます。何歳から始めても、今より若々しい声、若い頃の自分よりさらに良い声で話せるようになりますよ。



4. 共鳴発声法について詳しく教えてください

共鳴発声法は、日本発声協会が「良い声で話すための発声法」として唯一認定している発声法です。

歌うときはキレイな声なのに、ふだんの話し声は残念……という人がたくさんいます。日本語は母音を伸ばす時間がとても短く、歌うときのようにいい声で響かせるのが難しい言語だからです。

そんな難しい日本語を、私たちは毎日話さなければなりません。イタリアのベルカント唱法をもとにして開発された共鳴発声法は、まさに私たち日本人の共有財産といえるでしょう。

アナウンサーやナレーター、俳優や声優など声を使うプロでなくても、共鳴発声法を身につける価値は十分にあります。



5. 弱々しい声しか出ない私でも声を改善できますか

できます。必ず相手に届く声が出せるようになります。

赤ちゃんの頃はあなたも大きな声で泣いていたはず。誰でも本当は大きな声を出す能力があるのです。なのにどうして今は弱々しい声しか出せないのでしょうか。

正しい発声で声を出していないことに加え、心理的な原因もあります。自信がなかったり、発声や話し方に苦手意識があると、発声にブレーキがかかってしまいがちです。

そこで発声レッスンでは、発声技術だけでなく、声を出すことへのブレーキを外すメンタルトレーニングもおこなっています。

発声技術と心理面の両方をカバーしているので、誰でも楽に「相手に届く声」が出せるようになります。希望を持って取り組みましょう。



6. ふだんは声が通るのですが、人前で話す時など、アガるとまともな声が出なくなります。これもトレーニングで改善できますか

はい、改善できます。

アガるとまともな声が出なくなるのは、お腹の中にある横隔膜が上がってしまうからなんです。横隔膜が上がると、声を安定させることができなくなって、声が震えたりうわずったり裏返ったりします。

いったんこうなってしまうと、発声トレーニングをしていない人はもうリカバリー不能。ますますアガって、頭の中は真っ白、話はグダグダになって終わってしまいます(以前の私もそうでした)。

どんなときでも相手に届く声で話すには、「横隔膜のコントロール」が必要です。共鳴発声法トレーニングで横隔膜のコントロールがしっかり身につけましょう。

たとえアガっても相手に届く声が出せるようになると、自信を持って人前で話せるようになりますよ。



7. 母と声がそっくりなので、私の声は遺伝で生まれつき決まっている気がします。それでも声をよくすることはできますか

できます、ご安心ください。

「親と声が似る」のは、発声器官(頭部の形など)が似ているという理由だけでなく、後天的な理由があります。子供は親を手本にして発声や話し方を身につけるので、声が似るのです。

ピアノやバイオリンの音が、先生と弟子で似てくるのと同じ理由ですね。逆に、世界的歌手の親が美声とは限らない。トレーニングによって変化する余地が、声はたいへん大きいのです。

同じ楽器を使ったとしても、演奏法──つまり発声法──が違えば音が変わります。だから発声トレーニングで声はいくらでも変えられます。これからどんな良い声になるか楽しみですね。



8. テレビで見た発声テクニックでうまくいかなかったのは、どうしてでしょう

「効果がない」と気づくことができたのはラッキーでした。理由を2つ挙げてみます。

1つは、「お手軽なテクニックは効果が長続きしないから」。「すぐに」「簡単に」手に入れたテクニックは、いわゆる付け焼刃。取ってつけたように不自然になったり、ちょっとしたことでうまくできなくなったりします。これでは使い物になりませんよね。

もう1つは、「フィードバックが無い、一方通行の情報だから」。発声トレーニングはとても繊細な作業です。説明を見聞きしただけで正しい発声をするのは至難の業。メールで様子を報告したり、直接のレッスンで声を聞いてもらうなど、正しくできているかチェックしてもらう必要があります。一人でトレーニングをしても上手くいかないのは、こういうわけです。

お手軽でないものほど、身につけたあとは最強の味方、武器になってくれます。これからは本物の実力を手に入れましょう。



9. レッスンに継続して通う必要があるのはなぜ

発声法は「知識」ではなくて、楽器の演奏と同じ「技能」なので、何回も通って体に覚えさせる必要があります。

1回レッスンを受けて「声が良くなった」と思ったとしても、レッスン1回分の変化にすぎず、まだまだ体に染み込んだ状態ではありません。

また、いったん正しいやり方ができるようになっても、本当に自分のものにならないうちは、徐々にズレたり、自己流の発声に戻ったりしてしまいます。

そこで、技術が完全に自分のものになるまで、毎回のレッスンで微調整をしてもらい、また次のレッスンまで練習をして、また次の回に微調整をしてもらう、という繰り返しで取り組んでいきます。

レッスンは微調整のためにあるようなものなのです。



10. 気が弱くて声も弱々しくなってしまいます。発声トレーニング以前に性格を何とかしたほうがいいでしょうか

たしかに、心理状態と声は密接に影響しあっています。

でも、「自分は気が弱い」と感じているとしても、大丈夫。発声トレーニングでちゃんと「相手に届く声」が出せるようになるからです。

共鳴発声法トレーニングと同時に「声を出すことへのブレーキ」を外していくと、声が相手に届くようになります。

声が変わると、まわりからの反応も変わり、コミュニケーションに自信がつきます。明るくイキイキと変化した自分の声を聞いているうちに、気持ちが明るくなります。

気づけば、明るく前向きな性格の人になっていることでしょう。つまり、性格はあとからついてくるのです。

発声トレーニングをすると、声の悩みが解消するだけでなく、なりたい自分にまでなれるなんてお得ですね。






ヴォーチェとは - レッスン料金 - 講師紹介 - Q&A - お申込み - お問い合わせ