あなたの声を変えるボイストレーニング――ベルカント唱法と心理学に基づく本格的発声法
声のコラム
  1. ダイエット? 美容整形?
  2. 「いい男」の見つけ方
  3. ジョークのひとつも言えない
  4. 女性の品格

女性の品格

●『女性の品格』(坂東眞理子著)を読んでみた

私のもとへ、生徒や読者からメールが届きます。

最近、おもしろいことに気づきました。

特に女性の生徒や読者で、ベストセラーの『女性の品格』を読んでいる人の割合が非常に大きいのです。

また、『女性の品格』に感銘を受けたようなタイプの女性は、ボイストレーニングで良い声を手に入れるのも早いのです。

「さもありなん」と思いました。

人によってアンテナが違いますから、どんな情報に敏感に反応するか、どんなメッセージに刺激を受けたり、心地よいと感じたりするかは、人それぞれです。

『女性の品格』を読んで、しかも深く共感するような女性は、自分を内面から磨きたいという思いの強い、素敵な女性です。

あの本を読まなくても、すでに品のある女性といえるかもしれません。

逆に、『女性の品格』を読んで反発する人がいるとしたら――仮に、の話ですよ――「どうせ私はそんな立派な女じゃないよ」とはじめから開き直っていたり、近所のオバサンたちと「夫や家族の愚痴」をこぼしあいながら意気投合するのが好きだったり、向上心が少々不足しているタイプでしょう。

それでいて、「人間誰しも弱さがあるのだから、愚痴だって言いたくなるときもある」と、多くの人がうっかり同意してしまいそうな言い方で自己弁護する。

そういうのは「弱さ」ではなく「品のなさ」です。


個人的な話をさせてもらうなら、私は「弱さ」は嫌いではない。

「あ〜あ、また愚痴っちゃった」と落ち込んだり、「もっといい女になりたいのに、まだまだだなぁ」とため息をついたりしているタイプは、むしろ好きだ。

しかし、「弱さがあるんだから、愚痴ったっていいじゃない」「人の悪口のほうが盛り上がるのよ」と開き直っているタイプは嫌いだ。

弱さを盾にとって攻撃する側に回ったとたん、弱い立場ではなく強い立場に変わってしまう。

「自分が努力せずに、巧妙に立場を変える」というその「戦術」が好きではないのだ。


おっと、ふだん好き嫌いで文章を書くことはあまりないのですが、めずらしく「好み」を口走りました。

ボイストレーニングは、弱さや「ダメさ加減」を開き直らない向上心がある人でないと、効果がありません。

『女性の品格』に共感して、何かを学び取ろうとするような女性なら、プライベートのモテ声が、ビジネスでの成功ボイスが、手に入りますよ。




所長の齋藤です。発声法やボイストレーニングに関するご相談なら、何でもどうぞ。


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